骰(さい)の目は神のつぶやき

ソフトウェア技術、エレクトロニクス、鉄道、航空、カメラ、オーディオ等雑多なことのうち、SNSに流すには分量が多くなりそうなものと、ストックしておきたいものを記事に(する予定)。

Blu-rayディスクを買った。でも開けてみると…

大手通販サイトでセルBDを買った。

ところが届いたのは、外装はBlu-rayのケース、中のディスクが同一タイトルのDVDというもの。
通販サイトにメールで問い合わせると、定型文らしき文章で返品・交換の手順が返ってきた。

いやいや、通常の交換ではどうせまた同じ症状のものが届くだけだよ、と思ったけど、とりあえず指示通りに手続き。
まあそうなったらそうなったで、そのときに改めて電話でもすればいいやと思ったのだ。

で、先ほど交換品が届いたのだが、ケース・中身ともにBlu-rayのものだった。
ちゃんと正しいものが届いたのである。
個人的にはちょっとだけ驚いている。

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ひょんなことからルームチューニングが施されてしまった、というお話

我が家のメインのオーディオは、私の寝室に設置している。

で、その寝室は、リスニングポジション背面の壁の大部分がクローゼット、左面の壁の大部分が押入れになっており、いずれもスライドできる2枚折り戸数枚で区切られている。

 

先日、こもった熱を逃がすため、クローゼット、押入れの両方を全開放したところ、部屋の音響特性が激変した。

部屋の真ん中で出す自分の声もどこかに吸い込まれてしまうようで、無響室に一歩近づいた感じ。

この状態でオーディオを鳴らすと音が少しすっきりし、以前から鳴りが今ひとつと気になっていた、ある特定の曲における、低音の弦楽器やトライアングルの音が好ましい状態になった。

 

現代オーディオにおけるルームチューニングは、過度な吸音よりも、吸音と拡散のバランスを取るのがセオリーとされている。

そういう意味では、自分の声の吸い込まれ方に違和感を覚えるというのは吸音し過ぎなのかもしれない。
まあそれは折り戸の開閉で調整できるかな、と思っている。

 

部屋の2面を木の扉の集合体から、服やら布団やら何かと吸音するものに変えたのだから、音響特性はそりゃ当然変わるだろうとリクツでは分かっていたが、それでも実際にそれなりの変化を耳で感じるとやはり驚かされる。

 

ルームチューニングは大事。侮るなかれ、間接音。である。

 

費用0で実現したお手軽ルームチューニングではあるが、これを楽しめるのは日が暮れてから。

なぜなら、そもそもクローゼットや押入れというのは中のものが日に焼けないようにするのが大事な役目の一つであり、昼間から開放していたらその役目を果たせないからである。

 

ルームチューニングについては、リーズナブルかつ部屋の使い心地に悪影響を与えない範囲で、いずれじっくりと詰めていきたいと思っている。

iOSアプリアイコンを作ってみた

いま作っているiOSアプリのアイコンがようやくできた。

Inkscapeは、Excelで絵を描いた経験があれば(発明説明書とかでよく描いたっけ…)、慣れるのにさほど時間はかからないだろう。

  • どんな壁紙が設定されているかを想定することはできない = どんな壁紙の上でも最低限の視認性は何としても確保したい
  • 透明なピクセルは存在しない = 三角や星型など、正方形以外の形にはできない(正方形の角を丸くするのはiOS側のお仕事)

という制約の中、落書きレベルでいくつかの案を出していたので、Inkscape上での作業は習熟訓練込みで半日といったところだろう。

ところが、なかなかMacに触る時間がとれなかったり、いつの間にやらApple Developer Programの失効で実機にアプリを流し込めなくなり慌てて再契約したりと、いくつかの障壁があった。

ようやく実機にアイコンが表示されるようになってからは、2度の小修正でとりあえずできあがりということにした。

やっぱり自作のアイコンが表示されると、気分が盛り上がるね。白地にグリッドのアイコン(アイコンが設定されていないままビルドしたときのデフォルト)は味気ない。

ちなみにInkscapeの習得に際しては、下記の本を使った。とても役に立つ、いい本だった。

  

できるクリエイター Inkscape 独習ナビ Windows&Mac対応

できるクリエイター Inkscape 独習ナビ Windows&Mac対応

 

 

池袋駅東口の家電量販店のオーディオコーナーをぶらり徘徊してみた

池袋駅東口の家電量販店2軒での所感をメモ。あくまでも個人的な好み・主観に基づいていることに留意されたし。

 

復活を果たしたINTECのネットワークレシーバー R-N855を試聴。

じっくり聴いたわけではないので仮評価とするが、スピーカーは、メーカー推奨のD-212EXTよりも、もう一つ上位のロングセラーD-412EXの方が断然好ましい音。我が家のスピーカーもD-412EXだということを値引いて考える必要があるかもしれないが。

それでもR-N855はD-412EXと十分に釣り合う性能であるということは推測される。

税抜き定価ベースで5万円ほど追加しなければならないが。

 

マランツのアンプとB&Wの組み合わせが、実に好ましいことを再確認。

普及価格帯のマランツのアンプからの音を、実売価格20万円台のB&Wのスピーカーが朗々と奏でていた。

B&Wの製品は、日本ではディーアンドエムホールディングスが扱っているせいか、マランツのアンプと組み合わせて展示されることが多いような気がするが、他メーカーのアンプとの相性はどうなのか、いずれ聴いてみたいと思っている。聴くとしたらオンキヨーヤマハ、デノン、パイオニアあたりかなあ。

 

ヤマハ WXA-50は、危惧していたとおり店頭展示の難しい製品だった。

というのもこのWXA-50、本体の状態を表示するのが3個のLEDのみ、リモコンも入力切替えとボリュームくらいの簡易なもので、基本的には手持ちのスマホで操作するという製品だからである。

こちらも事前に取説を読んで臨んだが、ネットワークには接続されているようだということが確認できただけで、音を出すには至らず。

現状では、音を聴きたければ店員さんを呼ぶしかなさそう。これだとふらりと徘徊している人の目に留まったとしても、訴求力はイマイチ。

何らかの工夫が必要だと思うが、それをするのはメーカーの営業? それとも販売店の担当者?

WXA-50と、NS-B330の組み合わせは、ぜひとも聴いてみたいぞ。

 

 

ONKYO スピーカーシステム (2台1組) D-412EX

ONKYO スピーカーシステム (2台1組) D-412EX

 

 

 

 

オンキヨー「INTEC」復活おめでとう!

オンキヨー「INTEC」復活に関して、Facebookに2件ほど投稿したが、それをここにまとめておくことに。

 

(2016年9月26日の投稿)

そろそろCRシリーズの新機種が出てもいい頃と首を長くして待っていたら、こんな情報が。
今となってはCRシリーズが事実上INTECの跡を継いだことになってしまったのかなと思っていただけに、とても喜ばしい。
やはり一体型とフルサイズの間にもニーズはあるというもの。
オンキヨーファンとして、最大級の期待を寄せている。 

オンキヨーがハイコンポ「INTEC」を復活? ティザー画像を掲載 - AV Watch

 

(2016年10月21日の投稿)

これは非常に嬉しい。
個人的には今年の10大ニュースに確実に入るできごと。

VL DigitalもVLSCも、オンキヨーではおなじみの実績ある技術。
我が家のA-5VLやC-S5VLにも採用されている。
そういやINTECの歴史が途切れる直前の機種にも採用されていたっけ。

復活にあたって、どんな音に仕上がったのだろう。
発売されたらすぐにでも聴いてみたいな。

INTECの末永い繁栄を切に願っている。

オンキヨー「INTEC」復活。ハイレゾ対応ネットワークアンプなど小型コンポ - AV Watch

 

 

ONKYO CDプレーヤー INTEC シルバー C-755(S)

ONKYO CDプレーヤー INTEC シルバー C-755(S)

 

 

 

HDMI対応のステレオアンプがようやく手に届くところへ

オンキヨーのINTEC復活ですっかり舞い上がってしまったが、こちらについても触れておかなくてはなるまい。

 

HDMI対応のステレオアンプ(マルチチャンネルのAVアンプじゃなくて)が、ようやくパイオニア(会社名ではなく、オーディオブランド)から発売される。

日本のオーディオメーカーとしてはたぶん初めてだよね。

海外メーカーだとLINNが出していたと記憶しているが、値段もおよろしくて庶民の想定レンジをはるかに超えている。

そんなわけで、現実的な価格で手に入る初めての製品(のはず)。

 

パイオニア、ネットワーク/Google Cast対応、HDMI搭載の薄型ステレオアンプ - AV Watch

 

こういう製品を、もう何年も前からずっと待っていた。

 

薄型テレビの音は不満。

さりとてホームシアターを導入する気にもなれない。

  • メーカー問わず、映画に最適化されたあの刺激的な音は疲れて聴けたもんじゃない
  • 我が家の茶の間にサラウンドのスイートスポットとなる場所は作れそうにない(茶の間の広さに対して大きめのテーブルなので)

といったところがその理由。

そんなわけで、我が家ではテレビのディジタル音声出力を、オンキヨーのCDレシーバー CR-N755に入れている。

スピーカーはD-112EXTで、エントリークラスとはいえオーディオ向けなので聴き疲れすることもなく、「概ね」満足している。

 

ここで「概ね」としたのは、fs=96KHzの音声が記録されたBlu-rayディスクを再生したとしても、「大人の事情」でCR-N755に届く頃にはfs=48KHzにダウンサンプリングされてしまうのが「なんだかなあ」と思うからである。

そこで、AVアンプのようにHDMI接続で完結し、2ch(2.1chでもいいけど)にミックスダウンした上で、(相対的に)ピュアオーディオ寄りの落ち着いた音を奏でるアンプがあればなあ、と長年思っていたのだ。もちろん、それに見合うスピーカーと組み合わせるのが前提であるが。

 

個人的には大歓迎のHDMI対応ステレオアンプ。どれだけ売れるのかはさっぱり分からない。ただの一消費者なのでね。

売れるかどうかは、薄型テレビの音にもホームシアターの音にも満足できず、落ち着いたステレオサウンドでテレビを観たい人がどれだけいるかにかかっているのでは、と思っている。

 

願わくば、このような製品がニッチなものとして消滅してしまうことなく、オーディオ製品カテゴリーの一ポジションを獲得してほしいものだ。そのためには競合他社の参入も必要。

オンキヨーさん、ヤマハさん、マランツさん、デノンさん、… いかがですか?

 

 

ハイレゾ音源データのアートワーク消失事件(?)

音楽配信サイトで購入したハイレゾ音源データ。

ジャンルが設定されていなかったのでfoobar2000メタデータを編集すると、せっかく埋め込まれていたアートワークがN-50での再生時に表示されなくなってしまう。

foobar2000の使いこなしに問題あるのかなあ。まだ使い始めて日も浅いことだし。

それともfoobar2000で編集するとDLNA的にNGなデータになってしまうのかなあ。そもそもfoobar2000は音楽再生ソフトであり、これでDLNA対応NASに収められたデータを編集するというのが外道ということ?


まあアートワークが表示されないことは割とどうでもいい問題ではあるのだが、

 メタデータ編集しまくり
 → アートワークの表示されない楽曲がいっぱい
 → 後日、こうすればいいんだよ的なこと判明

なんてことになったら悔しいので、もうしばらく調査を継続するつもり。

それから、現時点で思いついているアクションプランは

  • 別のソフトでメタデータ編集
  • 編集前後のファイルのバイナリー比較(これはあまりやりたくない)

といったところ。